トンマッコルへようこそ
2006年11月20日 映画
すごい良かったです。何か降ってくるシーンを予告で何度か見てあれは何なのかな、花かなっておもってたら！あれだとは。あそこだけ観て「もう、大好きだ」と思った。ノーマンズランドに宮崎駿を足した感じ。笑って泣ける本当にいい映画なので、人に勧めたくってしょうがない。エンドロールのハングル攻撃はまるでインベーダーゲームのようでした。
The Letting Go
2006年11月19日 音楽
寒い季節は、地味なのが聞きたくなります。シンミリシタガリーナ。うん、地味だ渋い満足。と思いながら聞いてたらbig fridayみたいなキュンとするのも混じっていてとても良い感じです。
おなべおなべ。冬だもの。
餃子鍋をしました。美味しかったです。
次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?
2006年11月17日 読書
淡々と何人かの会話で進んでいく柴崎さんの小説はすんなりと自分にしみこみます。何でもない自分の日常も小説になってしまうんじゃないかと思うぐらい近いところの話で、いいのかもなぁこれでって泣けるのです。大学生の話は駄目だぁと悶えながら読みました。楽しかったけどすごく苦しかったときでもあったから。
tri-school 3
2006年11月16日 art コメント (3)民藝運動。ふんわりと憧れを抱いてはいたものの、定義とか難しいところはよくわかっていなかったです。作品ももちろん良いのですが、実はその難しいところが面白く、ものを見ること選ぶことのうえで役立つところなのですね。出西窯や民芸館。いろいろ観にいってみたくなりました。
一気読みです。2006年25歳の言葉にできないもやもやや、いらいらを、ほらって見せられた感じ。でもって、ザッパーンて北斎がダイナミックに迫ってきて洗い流される。なんとも愛おしい小説で、涙がとまらなかった。大好き。
カモイクッキング―くらしと料理を10倍たのしむ
2006年11月13日 読書
パワーいっぱいの文章にやられます。病床料理だろうが、らっきょのことだろうが何だろうが、美味しそう。確かに10倍楽しんではります。鴨居羊子といえば、下着の人だったんですがこういうのも書いておられるんですね。鯛茶漬け食べたーい。
スイートリトルライズ
2006年11月12日 読書
熊さん。私の部屋には一匹もないんだけど、男の子の部屋にこそっとあったらちょっとキュンとしてしまう。私も一匹ぐらい置いとこうか。この話の奥さんは熊作家。それこそ窒息しそうなぐらい熊があるんだろうなぁと思ってそれはちょっと苦しいよねと。お互い同じものが足りないのにそれをよその人に求めて成立させてしまう優しく切ない嘘の話。
POWERS OF TEN
2006年11月11日 読書
これがセレクト系の本屋さんに並んでいて、最近の本かと思いきや結構昔の本だったので驚いた。かっこいいじゃないか。これ買ってくれたらすごい嬉しい。誰か！
肴のある旅―神戸居酒屋巡回記
2006年11月9日 美味しい
これにも載ってるある店が周りで話題です。
とうとう連れていってもらった。
＜食べたもの＞
煮物盛り合わせ タコの子 高菜の炊いたん おからタコ炊いたん 鯛・あじのきずし スジ焼き 手羽先 だし巻き 漬物盛り合わせ 松茸ごはん
安くって、ちゃんと美味しくて、お店の人も素晴らしくて・・・・。こんな居酒屋さんを世のお父さんは知っているんだなぁ。ずるい。御飯の腕で家に帰ってきてもらうことの大変さをあらためて感じました。居酒屋道深し。神戸は特に震災があったからドラマがある店が多いのだろうな。
千円でべろべろ。略してせんべろ。らもさん大丈夫なん？と思いながらもめちゃめちゃ面白い企画。せんべろと言いながら好きなもの食べて呑んでるのが良い。同じ店に行ってせんべろしたくなります。
最後のはちょっと爆弾だったけどなかなかよかった。蛙の話がよかったな。しかし何のやる気もみなぎらないですね。決してニート大変！とか思いながら読む本ではないです。この突き放されたような物語の進み方はけっこう好きかも。
あまり体力使わず読めました。さらり。変わった人もあまり出てこず少し物足りなさもありますが、でも読んだあとには強烈にその世界が自分のまわりにまとわりついてる感じ。こんな夢を昨日みて夜が明けたんじゃないかっていう感じ。
これを聞きながら自転車こいで、家に帰ってきたらとりあえずビールだろというごきげん音楽。バックオーライとか、ばかばかしくてかつ愛すべき歌詞でたまらなく好きさ。すーっと力が抜けてったぜ。笑って眠ろう。
中之島演劇祭へ。ヨーロッパ企画のブルーバーズブリーダーズを観に・・・。2回目。
お隣の国立国際美術館にも行ってきました。エッセンシャルペインティングと小川信治展。エッセンシャルペインティング、私の中では2人に1人ぐらいアタリで、その中で1枚ぐらいはぐっとくる絵がある感じ。でもまさに「今」描き立てほやほやなんだもんなぁ。すごいな。小川信治展は文句無く面白いです！映像作品も大好きでした。わかったようでわかってない気がします。でももうちょっと考えればわかりそう。それぐらいの難しさはとても好みです。
さて、ヨーロッパ。
京都で観たのは9月だったから、変わってるのなぁどうなのかなぁと思いながら観ました。あんまり気合入れずに観たのが良かったのかな。面白かったです。
お隣の国立国際美術館にも行ってきました。エッセンシャルペインティングと小川信治展。エッセンシャルペインティング、私の中では2人に1人ぐらいアタリで、その中で1枚ぐらいはぐっとくる絵がある感じ。でもまさに「今」描き立てほやほやなんだもんなぁ。すごいな。小川信治展は文句無く面白いです！映像作品も大好きでした。わかったようでわかってない気がします。でももうちょっと考えればわかりそう。それぐらいの難しさはとても好みです。
さて、ヨーロッパ。
京都で観たのは9月だったから、変わってるのなぁどうなのかなぁと思いながら観ました。あんまり気合入れずに観たのが良かったのかな。面白かったです。
「くだらなさ」と「ためになる」とが良い塩梅です。素晴らしいなぁ。ぐっとくる題名の何故ぐっとくるのかについてわかりやすく教えてくれる本。新書面白いですね。案外さくさく読めるし、ぎゅっと情報が詰まっていて手っ取り早い。手のひらになじむ細長さもいい。
ストロベリーショートケイクス
2006年10月30日 映画
イタイイタイ・・・痛いよぉ。覚悟はしてたんだけどね、カッコワルイ女の子を見る辛さ。もう少したてば違った見方もできるんだろうけど、いかんせん真っ只中な気分（にさせといてください）なので。でもそういう気持ちになりたかったのも事実なので大満足。矢崎監督の遊びっぽい部分とか、あーこの画が撮りたかったんだろうなぁとかそういうところが見えたのがマンガの枠を越えていて面白かったです。塔子さんべっぴんやったなぁ。ふつうに女優さんでお仕事きそうだ。帰り道、本屋さんのレジのお姉さんも、ホームで電車を待ってるあの女性も何か特別に見えました。みんな多かれ少なかれ痛い思いをしているのだろうなぁと。家にブランコ。そしてブランコでビール。いいなぁ！
ヨガをしている時に頭の中に浮かんでくることは、今一番気になってることなんだろうなと思います。その向こう側に行きたいんだけどなかなか。頭の中をカラッポにするのは難しい。でも、じっくり向き合えるよい時間なのだろうなぁ。大事大事。
THUMB SUCKER
2006年10月29日 映画
サムサッカー観てきました。最初の数分ですでにもう満足。映像も音楽もキレイすぎる。指しゃぶりをやめられない男の子の話。繊細さがリアルだった。なんだか自分まで心洗われるような、すごく元気が出るわけではないけれど何となく一歩前に進めるような、そんな映画でした。サントラいいよぉ。泣いてしまうよ。
